研究活動

研究室の活動について紹介します。

現在、技術・ものづくり教育講座では2年生から研究室に配属されます。そして研究ページで紹介したようなものづくりに関する研究を行い、卒業論文としてまとめます。

ここでは、2年生から卒業まで、どのような研究活動を展開するのか紹介します。


2年生

授業の進度も考慮しながら、実験や演習を通じて材料や力学の基礎について学習します。有限要素法を用いたCAEの実習も行います。

そしてプログラミングの基礎について学習し、その後、2次元平面応力問題を解くための有限要素解析プログラムを構築します。



3年生

前年に構築した解析プログラムを、結果を視覚的に確認するグラフィックプログラムを開発します。最後に自由課題として、各自が対象物を選択し、開発した解析ソフトウェアとグラフィックソフトウェアを活用して構造設計する演習を行います。

夏休み以降は、卒業研究のためのテーマを設定し、研究を行います。



4年生

卒業研究の成果を学会や共同研究先で発表し、卒業論文としてまとめます。

卒業後は、さらに研究を行うために大学院に進学した学生、学校教員として働いている学生や、企業や公共機関でも活躍しています。





研究室の行事

研究室では様々な活動を催しています。
たとえば関連学会や共同研究機関での成果報告や、他大学との合宿研修といった研究活動。また、餅つきや忘年会といった季節の行事、新入生や卒業生のためのコンパなど、学生が企画から運営までを行っています。









研究室の様子


ゼミ室には、数値解析用コンピュータや汎用有限要素解析ソフトウェア、また研究会のための液晶テレビなどが設置されています。



当研究室では、旋盤やフライス盤、ボール盤等の金属工作用機械、CADデータからプラスチック等を加工できるレーザー加工機、また木材加工用のパネルソーや昇降盤などを所有し、研究活動や授業などに活用しています。。


材料の引張試験や曲げ試験を行うための万能試験機、振動特性を測定するための加振器やレーザードップラ振動計、レーザー変位計にFFTアナライザ等も所有しています。また実験のための試験片やジグなどは、研究室の工作機械を活用して製作することもあります。